気功剣士

気功を学び始めた剣士の日記です。

武息瞑想2カ月半

武息瞑想を始めて2カ月半経ちました。まだ真面目にやっています。最近の状況はスランプというほどではありませんが一進一退です。ほとんど発熱せず汗もかかない日もあれば、結構発熱して大汗をかき、腹部が発熱する日もあります。しかし、この調子で本当に小周天に辿り着けるのだろうかと、今更ながらに弱気になる今日この頃です。まあ、完全なるスランプの時に比べれば発熱があるだけまだ良いほうでしょうか。というか、もしかしたら武息瞑想を始めた頃に感じていた熱感と同等以上の熱感があるのかもしれませんが、単に満足できていないだけかもしれません。やはり以前感じたことのあるお腹にお湯を注入したような熱感に至らないのが物足りないのだと思います。

この2~3日はちょっと調子が良く、武息を始めてから数呼吸目くらいで発熱してきます。じんわりと腹部が熱くなる感じと共に、肩から背中にかけて非常に熱くなってきます。呼吸は吸気10・停気20・呼気10でも酸欠になり、停気25で出来る時が少なくなってきました。停気30なんてとんでもないという感じです。武息開始後の15~20分くらいまでが一番酸欠で苦しく、発熱も発汗も一番多い時間帯です。その後は酸欠にも慣れてきて肩や背中の発熱も収まってきて汗もかかなくなってきます。かわりに腹部の発熱に集中できるようになってきます。その際、日によってですが、腹部の感覚として熱いのか冷たいのか、どちらなのかが分からないような感覚の時もあります。また、熱感というよりもジンジンする感覚だけが強い時もあります。いずれにしても普通にしている時には感じられない感覚です。

武息開始40分を過ぎるくらいになると、腹部の熱感はほぼジンジン感だけになり、体全体としての熱感もなくなり、顔を滴っていた汗も乾いてきます。その後は停気25にして負荷をかけ、腹部の発熱を試みますが大きな発熱には至らない感じです。で、瞑想60分経過まで続けて終了、という感じが最近の流れです。

せっかく修行しているのですから、どんなに苦しくても効果の出る武息をしたいと頭では思うのですが、酸欠でジタバタするほどの苦しさですから、やはり楽なほうに流されているなーという感じがあります。以前スランプの際、酸欠で息が乱れるとすぐに深呼吸に逃げている時がありました。なので発熱も発汗もなかったのかもしれません。最近はせめて深呼吸に逃げることなく武息だけは続け、どうしても苦しいときは停気を少し短くすることで休むようにしています。停気25から20に逃げるというパターンが主です。

当初、年内には何等かの変化の兆しを掴みたいと思っていましたが、どうやら来年に持ち越しのようです。もう少しで武息瞑想を始めてから3ヵ月になりますが、この調子ではまだまだ掛かりそうです。毎日の武息瞑想も習慣化してきたので、これが人生最初で最後の小周天チャレンジと思い、せめてあと3ヵ月は続けてみようと思います。途中で心が折れなければの話ですが。

普通一般の方からすれば、全く妙なことをしていると思われるのでしょう。話をしても恐らく心から信じてもらえるとも思えませんが、私自身はこの世界を全く疑っていません。気の存在や感覚は実体験を通して確認済みなので、その先にある小周天の実現も絶対にあると信じています。あとは自分の修行の方法に誤りがないか、修行中の禁を守れるかどうかに掛かっているのだと思います。と、最近折れ掛かっている心を支えつつ、もう少し修行を頑張ってみたいと思います。