気功剣士

気功を学び始めた剣士の日記です。

武息瞑想4ヵ月

武息瞑想を始めてから4ヵ月経ちました。まだ真面目に続けています。というか、またしても精を漏らしてしまい、また振り出しかーという感じです。今度こそは漏らさずに最後まで行くと誓っていましたが、本当にくだらないひょんなことで漏らしてしまい、あ~~という感じでした。よっぽど節操のない奴だと思われるでしょうが、この修行期間中は、普段以上に全くそんな感じもなく実に大人しいものですが、ちょっとした刺激で異常なまでに一気に漏れやすくなるという実感です。ん?修行の前からそうだろう、と言われれば否定はしませんが、以前にも増して相当という感じです。なので、修行開始4ヵ月後から、また新たな気持ちで始めなければなりません。こんな調子では一生小周天に辿り着けません。ん?これも以前書いたような気が... あ~もう無理かも。

さて、武息瞑想開始3ヵ月目から酸欠に苦しむことも無くなったと前回報告しましたが、今でもそうです。停気20や25ではほとんど酸欠になりません。停気30になるとそれなりに苦しくなりますが、あまり下腹の発熱につながらないため、停気25までにしています。精を漏らした影響もあってか、ここ1週間程度はあまり強い発熱もなく、比較的穏やかな武息瞑想が続いています。先日、停気20で武息瞑想を続けていると、驚いたことにいつの間にか意識を失い船を漕ぎ始めていました。苦しいはずの武息中に居眠りなど今までは考えられないことですが、慣れて楽をしているということでしょうか。その翌日、停気25で続けていると、再び船を漕ぎ始めます。あ、いかんいかん、という感じ。そのあたりはちょっと疲れていたのかもしれません。その後は居眠りをすることもなく、最後までしっかりと下腹に集中しつつ修行しています。

最近は停気中、腹部全体に鼓動を強く感じるようになりました。表現は難しいのですが、腹部全体が心臓の鼓動に合わせて小刻みに膨張と伸縮を繰り返すという感じです。以前からも多少はあったのかもしれませんが、最近特に強く感じます。武息で腹部の血行が良くなっているのか?これは瞑想開始後の比較的早い段階から感じ始めます。そして、徐々に腹部の発熱が強くなっていきます。最近は酸欠で苦しまないので、何というか、その腹部の感覚がとても心地よいのです。こじんまりと腹部に集中したその感覚は、ある意味圧迫感と言えなくもないのですが、教科書に載っている陽気発生前の圧迫感とは違うのだと思います。調子の良い時は60分を超えても続けたいと思えるほどです。ただ、お尻が痛くなってくるので基本60分でやめていますが。

あと、最近は尾てい骨あたりに軽い打撲のような痛み、違和感を感じます。これは武息瞑想中ではなく普段生活している時間帯でです。多分、お尻の穴を強く締めたり緩めたりを繰り返している影響からではないかと思います。尾てい骨を触ってみても別に痛くはないのですが、ふとした時に軽い打撲のような違和感を感じるというところです。

さて、武息瞑想を始めた当初は半年は覚悟すると書きましたが、もう6ヵ月が近付きつつあります。まさか本当に6ヵ月も続けることになるかもしれないとは...感慨深いものがあります。この4ヵ月、何度か精を漏らしたとは言え、武息瞑想の経験を積んできましたので、残り2ヵ月まじめに努めて、何等かの成果と言える成果を掴みたいと思います。頑張ります。