気功剣士

気功を学び始めた剣士の日記です。

武息瞑想3ヵ月半

武息瞑想を始めて3ヵ月半経ちました。まだ真面目に続けています。そろそろ修行の成果が出た!と書き込みたいところですが、残念ながらまだです。禁を破ったこともあり、「真面目に」とは言えないかもしれませんが、志も新たに今度こそは真面目に目標を達成したいと思います。

さて、前回の書き込みでも少し触れましたが、武息瞑想を始めて3ヵ月経過した頃から、今までの瞑想の過程に変化が出てきました。何か体質が変わったのでは?と思えるような感じです。瞑想前半に出ていた酸欠による苦しみがほぼ無くなりました。あまり無理しない程度の停気に留めているということもありますが、吸気10・停気20・呼気10の武息呼吸でも酸欠に悶絶していたのが、ほとんど苦しまなくなりました。停気20では物足りなく感じることも多いため、停気25がベースになっていますが、それでも酸欠に苦しみません。瞑想後半には停気25でも物足りなくなることがあり、後半ずっと停気30で過ごすこともあります。その代わり、瞑想開始後からすぐに強く発熱・発汗することが少なくなりました。武息開始15分くらいはあまり発熱もなく、少しずつ火を起こしている感じ。弱い火種を感じている程度です。その後に下腹がジンジンし始めて、開始30分くらいでようやく熱になります。その後は呼吸で熱を強くするように意識しつつ60分を迎えます。これも前回書き込みましたが、停気中に僅かに腹圧を強弱させながら火を強めます。停気10まではあまり火は強くなりませんが、停気10~20の間で火が強くなりジュワっと熱が染み出してくる、もしくは上から降りてくるという感じです。停気20を過ぎても新たな発熱はあまり無いように感じますが、発汗は促されるようです。また、停気中の嗚咽感も弱くなってきた感じです。停気20や25ではほとんど嗚咽感なく息を止めておくことができます。さすがに停気30までいくと酸欠が強くなって嗚咽が出そうになるため、腹圧の強弱を強めにしながら堪えます。

高藤氏の教科書には、「30分ではまず熱を感じられるところまではいかない」とあります。今までの私は妙にすぐ発熱したりしていたところもあり、ようやく教科書にあるような状態になったのかもしれないと思いつつ、ここから新にスタートだと思うようにしました。

で、昨日ですが、瞑想開始の半文息によるウォーミングアップの時から、下腹に良い発熱の兆候がみられ、武息開始早々からいい感じの発熱がありました。以前に感じたことのある「お湯を下腹に注入されたような感じ」に近く、湿り気のある熱を感じます。発汗は多くなく、額に汗が滲む程度です。また、下腹の中が部分的に勝手に動きます。成果として現れるという圧迫感とは違う感じかと思いますが、もぞもぞ・ひくひくと動きます。観察していると、どうやら心臓の鼓動に合わせて動いているようです。最近ない発熱具合と感覚に、このまま行くと陽気発生か!?との期待感もありましたが、そう甘くはありません。60分から延長して75分間瞑想を続けてみましたが、結局それ以上には至りませんでした。しかし、良い兆候で今後に期待が持てるか?とも思ったのですが、今日の瞑想ではいつもより発熱が少ないくらいで、平凡に終了しました。

やはり日によって様子は異なり、進んだと思ったら後退する、というのは変わらないようです。