気功剣士

気功を学び始めた剣士の日記です。

年末年始

2021年、新年初めての投稿ですが、話題はまた武息瞑想です。といっても特に大きな進展があったわけでもないのですが、年末年始にかけての備忘録として簡単に様子を記載しておきたいと思います。

2020年12月30日。結構いい感じで発熱しました。武息を始めてから数分で肩・背中が熱くなり腹部も早々に発熱です。今回も吸気10・停気20・呼気10でしたが、武息開始後の15分くらいは酸欠に非常に苦しみ、しばらく悶絶状態が続きました。おかげで相当汗をかきました。酸欠が苦しい時は本当に死ぬ思いです。足の爪先まで体が酸素を求めているのが分かります。その日の体調によってでしょうか。停気20でも苦しくなる時は苦しくなるのです。ジタバタしながらも何とか武息を続け、その後は徐々に酸欠に慣れてきます。すると、肩・背中の熱が収まってきて発汗も少なくなり、腹部の熱に集中できるようになってきます。今回は結構腹部の発熱が多く、少し湿り気があるような熱も感じるようでした。また、食べてすぐに走ると横っ腹が痛くなりますが、それに近い感じの痛みを腹部の真ん中あたりに感じつつ、腹式呼吸を続けました。最近たまに腹筋の緊張からかこういう痛みや、きゅっと締め付けられるような感じを受けることがあります。「気の圧迫感」なら修行の成果でしょうが、腹筋の緊張からくるのなら、まだ修行の成果とは言えませんね。

2020年12月31日。普段、我が家の晩御飯は夜9時~10時くらいと非常に遅く、武息瞑想は晩御飯後、少し落ち着いて夜11時前後から行っています。が、当日は大晦日なので、ゆっくり年越しを迎えるため、少し早めの晩御飯前に瞑想を行いました。が、空腹のためか、腹式呼吸でお腹をぷっくり膨らませたいところで膨らまず、吸気8の前くらいでお腹一杯になってしまいます。なので普段と勝手が違ってうまく行かず、腹部の発熱もあまり無く、汗も殆どかかず、といった感じでした。私の場合はご飯を食べた後でないとダメなようです。また、あまり酸欠状態にならず、最初から停気25を普通にこなし、後半は停気30でも続けられるくらいでした。それでもあまり発熱せず、僅かに感じる腹部の熱に集中しながら続けているうちに、タイマーを見たら一時間と5分を経過していた、という感じでした。

2021年1月1日。前日の反省から、しっかり晩御飯を食べて瞑想に臨みました。胃が膨らんでいるためか、腹式呼吸でしっかり下腹部が膨らみます。またエネルギーを補充したためか腹部に熱を感じやすくなります。瞑想開始の3分間は半文息を行いますが、その段階で下腹部に熱を感じます。武息を始めて3呼吸目には肩・背中が熱くなってジワっと汗が出てくるのが分かります。今日も非常にいい感じの発熱です。停気20で結構苦しく酸欠状態になります。頭部の発熱のためか、武息開始数分後に鼻水が出てきて仕方がなかったため、ちょっと中断して鼻をかみます。するとペースが乱れたためか、肩・背中の発熱が収まってしまい、上半身に冷たさを感じるくらいになりました。しかし頭からは変わらず汗が多く出て、下腹部の発熱も続いています。部屋の中は寒い状態で行っているので、流れる汗も冷たい感じです。頭部から汗が流れるのは上半身が熱く、頭部が少しのぼせる感じが普通なのですが、上半身が冷たく、頭部ものぼせていないのに多くの汗が流れるというのは初めての感覚でした。下腹部の発熱はいい感じで続いているので、腹部の集中を続けます。しかし当日は途中から便意(うんち)が活発になり、お尻の締め上げによって何とか我慢するという状態でした。酸欠に慣れてきたころ停気を25にして少し負荷を掛けます。負荷で苦しくなると便意も強くなるようです。これは最近定番の感覚ですが、当日は普段よりも便意が強く、どうしても我慢しきれずに武息を中断してトイレに駆け込みました。瞑想を中断したのは初めてです。下腹部の発熱がいい感じだったので無理にでも続けたかったのですが仕方ありません。タイマーは45分を表示していました。トイレから戻り武息を再開しますが、腹部の発熱もイマイチになり、残りの15分間は消化試合でした。新年一発目から途中中断とは残念でしたが、この下腹部の発熱はなんとか継続してほしいと願うばかりです。