気功剣士

気功を学び始めた剣士の日記です。

武息瞑想3ヵ月

武息瞑想を始めて3ヵ月経ちました。まだ真面目に続けています。が、風邪をひいてしまいクシャミと鼻水が止まらず、昨日はお休みしてしまいました。同じことが10月下旬にも一度あり、3ヵ月で2度目のお休みです。武息で気の訓練をしているのに風邪をひくとは、まだまだです。その上、年明け早々禁を破りました。意志が弱くてダメですね。この調子では一生掛かっても小周天まで辿り着けません。

前回、年末年始にはいい感じの発熱があると報告しました。武息開始から酸欠状態に苦しみ、汗も沢山かいて発熱も強く出ました。さて、禁を破ってから数日経ちましたが、その後どうなったか。正直なところ大きな変化はありません。発熱もありますし汗も沢山かきます。ただ、肩や背中など上半身に強く出ていた熱が以前よりも出なくなり、10・20・10の武息呼吸で以前よりも酸欠に苦しむルーチンが無くなりました。下腹部を中心とした発熱があり、それに集中しやすいようになりました。しかし、下腹部の熱は少し弱めで、45分以上は発熱も持続しないようです。

腹部の発熱は停気の期間に起こります。停気中の嗚咽感を抑えるために周期的に腹圧に強弱を付けていますが、腹圧を強めている時に腹部の発熱が起こります。停気中、1で強め、2で弱め、3で強め、4で弱め...というリズムです。お尻はギュッと締めたままとします。強めるときに下腹に気を落とすように腹圧を強めます。そうすると下腹部に熱が発生します。腹圧を弱めると発熱が治まります。その繰り返しです。丁度、下腹部にかまどがあって、腹圧のふいごで火を起こしているような感覚です。それを続けていると下腹部の熱が少しずつ強まっていくイメージです。

また、下腹部への意識の向け方も重要なように思います。普段何となくやっている時は下腹部を斜め横から見ているような感覚でいますが、意識して体の正中線上から真っすぐに下腹部を見るような感覚に修正すると、きちんと意識できるように感じます。下腹部への意識の向け方は、ほんの少し首を動かしたり、腰の位置を僅かにずらしただけでも感覚が変わってきます。表現も難しいのですが、非常に微妙な世界です。

今回報告したことも、多分また日によって変化してくるのだと思います。どれが正解なのか、変化していくことが正しいのか、手探りです。さて、これからは禁も破らないようにして、何等かの変化の兆候を掴みたいと思います。まだちょっと掛かりそうですが。