気功剣士

気功を学び始めた剣士の日記です。

武息瞑想1ヵ月

その後も高藤流の武息瞑想を続けています。毎日結構まじめにやっています。はじめてから1ヵ月ほど経ちました。相変わらず椅子に座ってやってます。最近は武息もそれなりに出来るようになってきて、吸気で下腹を膨らませながら徐々にお尻を締め上げるというのもやり易くなってきました。お尻の穴の筋肉も付いてきたのか、以前はモヤっと気持ち悪い感じでしたが、締め上げに力を入れやすくなってきたというか、力を入れているという実感が出てきました。停気中の終盤に吸った息が込み上げてくる感じも、少しずつ治まってきている感じですが、込み上げてくると無意識に下腹が動いて腹圧を逃がす動作が起こります。そうすると下腹に熱が起こりにくくなる感じがするため、なるべく下腹が動かないように意識しつつ堪えています。まだ、吸気10・停気20・呼気10でやっていますが、お尻の締め上げをしっかり維持し、停気中もじっと我慢し、呼気も一気に吐いてしまいたいところを我慢して少しずつ吐くなど、手を抜かずに真面目に行っていると結構汗もかき、腹部に熱も生じます。

最近は開始数分の半文息の段階から下腹に熱を感じるようになってきました。開始30分から45分くらいの間が一番熱を生じているようです。しかし、それを過ぎると慣れてくるせいか発熱も少し治まってきて、強い熱感を感じなくなります。まだ集中が足りないようです。頭が熱くなってのぼせるような感じはあります。背中なども熱くなりますが、以前よりは腹部での発熱に集中してきたように思います。高藤氏の教科書によれば、腹部の温かさが熱さに変わり、更に続けていると感覚が変わってきて圧力を感じるようになると言います。私の場合は熱は感じますが、まだ腹部の奥というよりは表面近くに留まっているように思われ、もっと内部に意識を集中できるように修行が必要なのではないかと思っています。早く圧力感を実感できるようになりたいものです。

で、その時期になると精力が異常に強くなり、やけに元気が出てくると言います。そこで精を漏らすとせっかく集めた陽気が漏れ出して修行が振り出しに戻ると言います。精を漏らすとは、文字通りエッチで精を漏らすということ以外に、活発に動き回ったり、ストレスなどで神経をすり減らすといったことも含まれるようです。私の場合はエッチはしなくても、例えば居合の稽古では大汗かきますし、剣道の稽古では息が上がるくらい疲れ果てます。仕事でもストレスが多いですし、結構、精を漏らしまくっているのではないかと思います。どうやって精を付けようか、ということで、黒ニンニクを食べる他、精力剤のサプリを飲み、コンビニでもマカやローヤルゼリー配合の精力剤を飲んでみたりしています。これだけ服用するとビンビンになって処置に困るのでは?と期待していたのですが、ぜんぜんそうならず実におとなしいものです。歳のせいでしょうか...。サプリは自然由来のものなので時間が掛かるようですし、もうしばらく様子を見てみることにします。

最近、瞑想45分くらいから、10・25・10の武息を数分試してみています。停気20秒でも苦しいのですが、終盤になるとある程度酸欠にも慣れてきて、25秒くらいまでは伸ばせるようになってきました。25秒にすると新たに汗が出始めます。もう少し慣れてきたら、15・25・10とか、最終的には15・30・10まで持っていきたいと思います。できればそのころには下腹に圧力を感じ、はやく小周天の入口に辿り着きたいものです。